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2026-08-16 公開

なぜ勉強しないといけないのか? 哲学的な回答

「なぜ勉強しないといけないのか?」について、論理的な回答は以下に書いた

なぜ勉強しないといけないのか?

ここでは、哲学的に回答する

そのためには、まず質問を以下に変える必要がある
「勉強した方がよいか?」

学ぶということは、全くの別人になることだ
したがって、「勉強したほうがよいか?」とあなたが自分自身に問うとき、答えるのはあなた自身ではない
別人になったあなたが答える
つまり、学ぶ前のあなたには「評価が不可能である」という哲学的な問題がある

そのことをわかりやすく説明しよう

あなたは、日本語を学んだ
今、日本語が使えるのは、あなたが日本語を学んだからだ

では、日本語を学ぶ前のあなたは、「日本語を学んだほうがよいか?」という問いに答えられただろうか?
もちろんその頃には、あなたは日本語を使えないので、「学びたくない」意思を示すのに泣き喚いてイヤイヤをするしかなかったかもしれない
あなたが日本語を学ばなかったときの世界線を考えてみよう

今のあなたと同じ年齢で、日本語がわからないあなた
テレビもアニメもマンガも理解できないし、人と話すことも友人と会話することもできない
その世界線のあなたと、今のあなたを比べて、あなたはどちらがよいと思うだろうか?

「日本語がわかるほうがよい」と思うかもしれない
しかしそう思うのは、すでに日本語を学んだ後のあなただからそう思うだけであって、日本語を学ぶ前のあなたには、日本語を学んだほうがよいかどうかは全くわからなかったのだ
奇妙な言語を話す両親や、人々を見て、わけもわからずにとりあえず学んで、「学んでよかった」と思っている
学ぶ前には評価が不可能だった

日本語がわかる世界線のあなたと、日本語がわからない世界線のあなたは、全くの別人だと言ってよい

あなたが英語を学ぶ場合について考えてみよう
「英語で思考する」あなた
日本語で考えるのとは別の発想になる
ある意味、別人だと言ってよい

英語を学ぶとは、別人になることだ
「学んだほうがよかった」という問いに答えるのは、学ぶ前のあなたではなく、学んで別人になったあなただ
学ぶ前のあなたには「答えることが不可能」という哲学的な問題がある